手品用のコインを造るため本物の硬貨を加工したとして、東京地検は24日、貨幣損傷等取締法違反罪で、東京都中野区の手品道具製作販売業、今田賢二容疑者(46)と、板橋区の無職、斎藤正司容疑者(81)を起訴した。

 起訴状によると、平成27年5月〜今年2月、500円と100円、10円硬貨計約400枚を、旋盤などの機械で削ったとしている。

 警視庁は大阪府東大阪市の70代の男も逮捕していたが、地検は不起訴処分とした。

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押収された硬貨。手品用に切断されている=5日午前、警視庁碑文谷署
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押収された硬貨。割って中がくりぬかれている=5日午前、警視庁碑文谷署