台風21号による大雨で水につかる車の被害が相次ぎ、三重県伊勢市の自動車修理工場では、車が次々に運び込まれて修理や点検作業に追われています。

台風による大雨で住宅浸水などの被害が出た伊勢市では、水につかって故障する車が相次いでいて、自動車修理工場には、これまでに20台以上の乗用車やマイクロバスなどが運び込まれています。

車の状態は、エンジンルームや車内に雨水が流れ込んだために、エンジンがかからなくなったりエアバッグなどの警告灯がついたままになったりするなどさまざまで、
従業員がどこに異常があるのか1台1台確認したり、シートやカーペットなどをすべて取り外して泥などの汚れを取り除いたりしていました。

自動車修理工場の木本博文社長は「修理や点検依頼の車はまだ増えそうです。水につかった車はそのまま乗らずに、修理工場などで一度、点検することをお勧めします」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171024/k10011195911000.html
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