海底2600m、墜落海自ヘリ発見…遺体も確認

 海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60J」が今年8月、青森県の竜飛たっぴ崎沖で墜落して乗員3人が行方不明となっている事故で、
海自が墜落現場周辺の水深約2600メートルの海底で機体を発見、近く引き揚げ作業を始めることがわかった。

 水中カメラの映像で、機内に複数の遺体も確認されたという。

 事故は8月26日に発生。護衛艦「せとぎり」で夜間の発着艦訓練を行っていた際に同機が墜落し、機長の佐藤佑樹3等海佐ら3人が行方不明となっている。

 自衛隊による洋上での捜索では、機体の破片しか見つからなかったため、海自では同機が墜落後、海底に沈んだと判断。
民間の専門会社に海中での捜索を依頼していた。関係者によると今月中旬、海底で逆さまになった機体を見つけたという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171024-OYT1T50062.html