マンション販売の長谷工アーベストは、「住みたい街(駅)ランキング2017」の結果を9月15日に発表した。首位は調査開始以来13回連続で
「吉祥寺」となり、根強い人気の高さを示した。また、「浦和」、「北千住」は初のベスト10入りとなっている。共に都心へのアクセスの良さ等を背景に、
人気を高めており、不動の首位を追いかける。

調査は2004年の開始以来、2008年を除き、毎年行われており、今回で13回目となる。7月1日〜17日にかけてインターネット上で行われ、
2886名から有効回答を得た。

住みたい街トップ10の顔触れは次のようになっている。

順位 住みたい街(駅) 回答数 (2016年順位)
10位 池袋 30(16位) 
10位 新宿 30(13位)
8位 北千住 31(29位)
8位 浦和 31(19位)
7位 大宮 32(5位)
6位 品川 33(5位)
4位 恵比寿 44(9位)
4位 自由が丘 44(3位)
3位 横浜 55(2位)
2位 武蔵小杉 66(3位)
1位 吉祥寺 125(1位)

首位はもはやお馴染みとなった「吉祥寺」である。調査開始以来、13回連続で首位となっており、根強い人気を誇っている。

2位は「武蔵小杉」である。年々順位を高めており、今回初の2位となった。再開発による住環境の良さと、東京、横浜、川崎と様々な
大都市へのアクセスの良さが高評価につながっている。

3位は「横浜」である。昨年の2位から1ランクダウンとなっている。都会の機能はもちろんであるが、歴史を感じる街並みを併せ持っており、
都市としてのブランド力の高さを今回も見せ付けた。

「浦和」を選らんだ回答者に理由を聞いたところ、76%が「都心へのアクセスが良い」と回答している。また、「通勤・通学のアクセスが良い」も54%に上った。
京浜東北線、宇都宮線に加え、湘南新宿ラインも停車するようになり、東京駅へ最短25分、新宿駅へ最短21分とアクセスの良さが魅力を高めているようだ。

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