厚生労働省が示す2011年の患者調査では、1年以上にわたり入院する精神疾患患者は約20万人。このうち、
死亡を含めると毎年5万人が退院し、新たに5万人が長期入院に移行している。このほど、東京大学精神神経科の
近藤伸介特任講師らのグループは、東京都三鷹市の福祉サービス利用者を対象に調査を実施。長期入院を経て退院し、
地域生活に戻った重度精神疾患患者は、一般の人に比べて平均余命が20年以上短いことを明らかにした。

心血管疾患、自殺による死亡率は一般の5〜7倍

死亡した人の精神科入院期間は平均15.6年で、33人(73%)が身体的な病気による死亡だった。死亡時の年齢は、平均63歳(男性63.2歳、女性62.6歳)。

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