冬タイヤの所有率が上昇! いまどきの冬タイヤの購買傾向
2017年9月5日(火) 13時00分

冬タイヤと言えば、降雪地域の自動車ユーザーにとっては必需品だが、非降雪地域でも、
ここ最近の異常気象の影響もあってか、所有率が上昇しているのだという。
また、ネット通販の普及から、買い方にも変化が現れているのだそうだ。

GfKジャパン(東京:中野区)は、全国のドライバー12,830名に対し「冬タイヤ」の
購買行動調査を実施し、その結果について発表した。

■冬タイヤの所有率

まず、12,830名のドライバーに冬タイヤの所有について尋ねたところ、所有率は55%だった(図1)。
所有率は多雪地域※1では97%、一般地域では41%で上昇傾向にある。
特に首都圏※2はこの傾向が顕著で、2014年の34%から39%へ上昇した。なお、冬タイヤの所有率は
男女ではほぼ差がなかったが、年代別では、所有率の最も高い30代以下と最も低い60代以上では約1割の差があった

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冬タイヤの買い替えサイクルとしては、最も多いのが「3年」で23%を占めた(図2)。
「3年以内」とすると31%になったが、この割合は2015年の調査から4%ポイント上昇していて、
より短い期間で買い替えるドライバーが増えているようだ。
なお、「3年以内」の割合は、一般地域では27%でだったが、多雪地域になると35%に上った

https://response.jp/imgs/zoom1/1220212.jpg

https://response.jp/article/2017/09/05/299367.html