「“ヨッ”と股間をタッチして…」“ジャニーズに新たな性加害問題” 東山紀之社長の元マネジャーが“セクハラ”で退職していた「被害者は男性タレント」
「週刊文春」編集部

 ジャニーズ事務所の社長に就任した東山紀之氏(56)の元マネジャーがセクハラ事件を起こし、9月にジャニーズ事務所を退社していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

「9月15日付でベテランマネジャーのZ氏が極秘で諭旨退職しています」

 そう明かすのは、ジャニーズ事務所関係者だ。

セクハラが問題視され、クビ同然で事務所を退職

「Z氏は約30年在籍したベテラン男性マネジャー。入社前は、光GENJIの大沢樹生の追っかけをやっていた。入社してからは少年隊、Ⅴ6などを担当し、最近は坂本昌行、岡本圭人、屋良朝幸など、舞台で活躍するタレントのチーフマネを務めていました」(同前)

 Z氏を特に可愛がっていたのが、東山だった。

「東山担当として10年は付いていたはず。東山さんは細かくてスタッフに厳しい人なんですが、Z氏のことは“アウチ”と呼んで可愛がっていた。顔立ち、身なりも整っていて、言葉遣いも柔和な人です」(同前)

 Z氏に何があったのか。

「彼のセクハラが問題視され、クビ同然で事務所を去りました。被害者は、男性タレントだと聞いています。事務所がZ氏に確認すると、事実関係を認めたそうです」(同前)

 6月8日発売の「週刊文春」では、ジャニーズ事務所のマネジャーが未成年のジュニアに対し、性加害を行っていた事実をマネジャー本人の証言をもとに報じた。実は、この取材過程で、同様の行為に手を染めていたとして、Z氏の名前も挙がっていたのだ。

 ジャニーズ事務所でマネジャーをしていた人物が証言する。

「Z氏は若いスタッフに『ヨッ』と股間をタッチしていた。挨拶みたいなニュアンスだし、ジャニーズ自体が体育会系的なノリがあったので、そこまでおかしいとは思わなかった」

Z氏本人は諭旨退職を否定「個人的なことなので」

 Z氏本人はどう説明するのか。本人の携帯を鳴らしたところ、男性が電話口に出た。

――Zさんですか?

「はい」

――ジャニーズ事務所を退職されたと聞きましたが、諭旨退職は事実でしょうか。

「いいえ、違います」

――では……

「(遮って)個人的なことなので申し訳ありません。僕から何も話すことはないので、あのお電話も申し訳ありません。これで失礼いたします」

 ジャニーズ事務所に尋ねると、「一般従業員の名誉・プライバシーに係る事項につき、個別の回答は控えさせていただきます。なお、弊社従業員の懲罰等につきましては関係法令及び就業規則等に従って厳正に対処しております」と回答した。

 9月27日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および28日(木)発売の「週刊文春」では、ジャニーズ事務所の性加害問題を4ページにわたって特集する。記事では、東山の元マネジャーの性加害問題に加え、テレビ朝日との500億円プロジェクト、31人目となる新たな性被害者の告発、当時17歳だった深田恭子と東山の交際の裏側、木村拓哉主演「教場」制作延期の理由について詳報している。

https://bunshun.jp/articles/-/66013

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