NPBエンタープライズは12日、公開中の映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」が、好評につき今月29日まで1週間の上映期間延長と、全国83館の追加上映が決まったことを発表した。

 同映画は、3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、3大会ぶり3度目の優勝を果たした日本代表「侍ジャパン」に密着したドキュメンタリー。
今月2日から3週間限定、全国134劇場で公開されていたが、新たに期間の延長と追加上映が決まった。

 チームを世界一に導いた栗山英樹前監督(62)は、今月4日に都内で舞台挨拶に登壇。直前に鑑賞し、「僕も映画を見てヤバかったです。こんなことを言ったなとか、いろんなことがよみがえってきましたよ」などと話した。
映画では、準決勝・メキシコに先発した佐々木朗が4回3失点で降板後、ベンチ裏で涙するシーンなど、舞台裏の秘蔵映像が公開されている。

 興行通信社提供による国内映画ランキングでは、上映館数が少ないにもかかわらず初登場6位にランクインするなど大きな注目を集めている。
上映館などの詳細は「野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト」で。

2023.06.12 デイリー
https://www.daily.co.jp/baseball/2023/06/12/0016464048.shtml