JFA(日本サッカー協会)は7月7日、ウォルト・ディズニー・ジャパンと女子サッカー新プロジェクトの「JFA Magical Field Inspired by Disney」を行なうことを発表した。同日、JFA夢フィールドで発表会が行なわれた。

同プロジェクトは、すべての女性がサッカーを通じて新たな可能性に踏み出す一歩を応援するもの。JFAとディズニーによる初の取り組みとなる。

今年はプロジェクト初年度として、親子サッカーフェスティバル「First Touch」を開催。7月16日の大阪から12月まで、全国7か所でサッカー未経験の小学校低学年の女子と保護者を対象に行われる。来年以降は、対象年齢を拡大する計画となっている。

発表会に参加したJFAの田嶋幸三会長は、日本の登録プレーヤーの女子比率がアメリカやドイツに比べ低いことを提示。ディズニーとの取り組みにより「エンターテインメント分野の最高の知見をシェアさせてもらうことで、子どもから大人まですべての女性に新たなアプローチができる」と期待を寄せた。

同プロジェクトのキャプテンに就任した元なでしこジャパンの澤穂希氏と、サッカー好きで知られる、アイドルグループ日向坂46の影山優佳さんも登壇。ともに幼少期に女子選手が少ないことで苦労したエピソードなどを振り返り、プロジェクトが女性のサッカーやサッカー以外の挑戦の後押しになることを期待した。

澤氏と影山さんは、同プロジェクト参加者にプレゼントされるディズニーデザインのTシャツを着用。サッカープログラムの体験にも参加した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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