佐藤浩市 父・三國連太郎さんとの不仲説に言及「そのままの雰囲気でいい、というのはあった」
[ 2022年5月22日 23:07 ] スポニチアネックス
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96年、「美味しんぼ」の初日舞台あいさつに出席する(前列右から時計回りに)森崎東監督、三國連太郎さん、佐藤浩市、羽田美智子 Photo by スポニチ
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 俳優、佐藤浩市(61)が22日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。父で俳優、三國連太郎さん(2013年死去、享年90)との不仲説について語った。

 佐藤は1981年に「青春の門」で映画デビュー。当初は「三國連太郎の息子である、そういうふうに受け入れられることへの反発心もあった」と率直に振り返った。父とは96年公開の映画「美味しんぼ」で、本格的な初共演を果たした。同映画の会見で「三國さん」「佐藤さん」と呼び合い、俳優論も対立したことから、「親子の確執」と報じられたこともあった。

 会見に関して話を振られた佐藤は、「僕も生意気な言い方をしちゃったんだと思うんですよね。それに対して三國がポンッときたので、その空気感がみんなが求めた美味しんぼだったので。そのままの雰囲気でいいんじゃないか、というのはあったと思います」。映画の作品内容が父子の確執を描いた内容でもあったため、「不仲説」を否定することがなかったという。

 最初に父と共演したのは1986年公開の「人間の約束」だったとし、「ほんのワンシーンで、からみがなかった」と説明。次が「美味しんぼ」だったといい、「一緒に共演しないから“あの親子は仲が悪い”と言われ出したんですよ。そういうのがあったとして、なぜ一緒にやらなかったかというと、自分たちで勝手にハードルを上げていたんですね」と明かした。「一緒にやる作品は監督はこの方でとか、いろんなことでハードルを高くしてしまったがために一緒にやる機会を失ってしまったという中で言うと、美味しんぼはそういう話じゃないですか」と微笑を浮かべた。

 番組ではテレビ初公開という、「美味しんぼ」のメーキング映像が公開された。撮影の休憩中、演技の相談をする佐藤と三國さん。寝ころびながら顔をみつめ、笑い合った。三国さんは佐藤に「僕がこの世からいなくなった後でも、僕の背中を見ながら次の世代を生きていけるようになればいいかな」とメッセージを送っていた。

 「美味しんぼ」で共演していなかったら「今でも後悔している」と佐藤。

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