https://eiga.com/news/20220513/20/

庵野秀明が企画・脚本を手がけ、国民的特撮ヒーローの新たな誕生と戦いを描いた映画「シン・ウルトラマン」が5月13日、全国401館(IMAX39館含む)で封切られた。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、ウルトラマンになる男・神永新二を演じた主演の斎藤工、共演する長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、メガホンをとった樋口真嗣が出席した。

庵野氏と「シン・ゴジラ」でもタッグを組んでいる“盟友”の樋口監督は「4年前に庵野から『やってよ』と言われたのが始まり」と振り返り、「庵野の本(脚本)と寸分違わないものを作ったつもり。4年間がとりあえず形として終わる」と万感の思いを吐露。さらに「大ヒットすると(ヒット御礼舞台挨拶の)呼び出しもかかるので、そういうことを期待しつつ、いろんな仕掛けがあるので、2度、3度と見てほしい」とアピールする場面も。舞台挨拶では、庵野氏の名前が“総監修”としてクレジットされていることも明らかになった。

主演の斎藤は同日朝、自ら劇場に足を運び、本作を改めて鑑賞したといい「ちょっと遅刻してしまったんですが(笑)、客観的に見るつもりが、いいように引きずり込まれた」と興奮しきり。「分断、分裂、対立、孤立の時代に加速しているなか、円谷(英二)さんがシリーズにこめた、他者を思いやる原初的な優しさや愛、命の尊さといった思いのバトンが、子どもたちへの未来の希望になることを祈っています」と切なる願いを語っていた。

「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物に立ち向かう「禍特対(カトクタイ)」の隊員であるキャスト陣も、本作の封切りに感無量の面持ち。分析官の浅見弘子を演じた長澤は、ウルトラマンの手に乗るシーンについて「撮影はグリーンバックなので、ちゃんと乗れているのかなと想像しながら演じた」と回想。西島は禍特対の班長・田村君男を演じ「そりゃ、うらやましいです。僕もウルトラマンになりたかった」と変身願望を明かした。

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