マンチェスター・ユナイテッドは16日、プレミアリーグ第33節でノリッジをホームに迎えた。

前節のエヴァートン戦を落としてTOP4フィニッシュが厳しくなった7位のマンチェスター・Uが、残留に向けて後がない最下位のノリッジと対戦した。

立ち上がり、マンチェスター・Uは最終ラインを裏を突かれたプッキに決定機を許してしまうも、ここはタイミングよく飛び出したGKデ・ヘアが一対一でストップ。
何とか早々の失点を免れると、7分に相手のミスを突いてファーストチャンスをモノにする。相手ボックス内でベン・ギブソンからエランガがボールを奪取。
そのまま折り返すと、正面でフリーとなっていたC・ロナウドが難なく決めてリードを手にした。

C・ロナウドの公式戦19ゴール目で先行したマンチェスター・Uは勢いに乗って攻勢に出ると、32分に追加点を得る。
A・テレスが蹴った右CKにニアサイドに飛び込んだC・ロナウドがヘッド。これが決まり、C・ロナウドの2得点目でリードを広げる。

しかし、マンチェスター・Uは前半アディショナルタイムにサイドを崩されるとプッキのクロスからダウェルにゴールを割られ、1点差となって試合を折り返す。
すると迎えた後半、52分には最終ライン裏に抜け出されたプッキにGKデ・ヘアとの一対一を決められ、2-2と試合を振り出しに戻されてしまう。

さらに直後にピンチが訪れるもGKデ・ヘアの好守で凌ぐと、76分には千両役者がチームを救う。ペナルティアーク手前でFKを獲得すると、C・ロナウドが右足を一閃。
ゴール左を捉えた強烈な弾道のシュートがGKの手を弾いてネットを収まり、C・ロナウドのハットトリックで再びリードした。

結局、これを決勝弾としたマンチェスター・Uが辛くも逃げ切り。今季2度目のハットトリックを達成したエースの大活躍で3試合ぶりの白星を手にしている。

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