4/8(金) 5:00配信
東スポWeb

大山(左)と会話する井上ヘッド(東スポWeb)

 よみがえれ! マン振りの虎――。阪神・井上一樹ヘッドコーチが元気のない虎打線へ奮起を促した。

 7日に予定されていたDeNA戦(甲子園)が中止になったことを受け、井上ヘッドは報道陣の取材に応対。前夜の同戦では延長12回の戦いで9安打をマークしながら1得点しか挙げられなかったことを念頭に置き、チームの打撃状況について「迷いがあるから(スイングが)緩く見える。(現在首位の)巨人なんかみんなが鋭いスイングをする。なぜかというと余裕があるし、迷いがないから。そこの部分を考えると、選手がそういうふうに見えるというのは、ちょっと霧がかかっているというか、もやっとしている部分が大きいのかなと思う」と私見を述べた。

 開幕ダッシュに成功した昨季はルーキーの佐藤輝だけでなく大山、マルテ、サンズらが力強いフルスイングでアーチを量産しセ界を席巻。夏場まで首位を独走した。当時を振り返った上で井上ヘッドは「勝っていたから余裕があった。はいはいうち貯金がありますからねって。今回みたいにちょっとなかなか勝ちがつかなくなると、余裕がなくなる。負の連鎖になるので。そこを早く払拭してやらないと。長い間、野球界にいるけど、(打撃とは)体力とか技術とかは多少あるけども、一番は心技体の心だと思います」と語り、チームに一日でも早く勝者のマインドセット≠ニ自信を取り戻させることが重要だと説明した。

 あの素晴らしい虎打線をもう一度――。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/bb919972e7b0db18d30e9a9dabfbb850cfe4329d