https://www.news-postseven.com/archives/20220228_1729847.html?DETAIL

今クール最大の話題作と呼び声高いドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、毎週月曜午後9時〜)。毎話放送後に話題となるのは、菅田将暉演じる主人公の久能整が淡々と語る数々の言葉だ。同作は『月刊フラワーズ』で連載中の漫画が原作。そこで原作者の田村由美さんに名ぜりふの秘密などをインタビューしました!
中略

この作品は、整が淡々と語るせりふが大きな魅力のひとつだ。
整には、田村先生の思いや願いが込められているのかもしれない。なかでも田村先生が特に印象深いせりふを厳選してくれました! あなたの心に響くせりふは?

■1巻「猫は、あなたに死ぬところを見せたくなかったんです」(4話)
https://www.news-postseven.com/uploads/2022/02/22/mystery02-750x709.jpg
刑事の風呂光聖子(伊藤沙莉)が猫の死に目に会えず悲しんでいたと、同僚の池本優人(尾上松也)に言われたときの言葉。「これは友人から聞いた言葉です。その後、別の近しい人が愛猫を亡くして悲しんでいたとき、この言葉を伝えると『そう考えれば少し気が楽になるわ』と。同じ思いをしている人がいると思って描きました」(田村先生・以下同)。

■4巻「僕、ずっと思ってました。どうして“闘病”って言うんだろう……。(中略)……人は病に負けたから死ぬんじゃないです」(5話)
https://www.news-postseven.com/uploads/2022/02/22/mystery07-493x750.jpg
検査入院した整が、隣のベッドの年老いた元刑事(小日向文世)にかけた言葉。「私は著名人の訃報が出るたび、『病には勝てず力尽きて…』などの文言が嫌だなとずっと思っていました。整のせりふにあるように、どうして亡くなった人に鞭打つ言葉を使うんだろう、と。私ならそう言われたくないです」。

■9巻「“お姉ちゃん”て呼んでくれる人はもう決して出て来ないの」
https://www.news-postseven.com/uploads/2022/02/22/mystery09-456x750.jpg
老舗社長宅に家政婦として働く畑中詩に、整が「(子供たちを)名前で呼んであげてほしい」と言うのに対して詩が言った言葉。「私も若い頃は、整くんのようにお子さんは名前で呼んでほしいと思っていましたが、年月を経たいまは詩さんのように思ったりもするんです。自分の中の新しい視点に気づき、興味深かったです」。

そのほかにも作品のなかに数々の名言がちりばめられている。

■1巻エピソード1「真実は人の数だけあるんですよ」
https://www.news-postseven.com/uploads/2022/02/22/mystery13-459x750.jpg

■1巻エピソード2「どうして人を殺しちゃいけないんだ」
https://www.news-postseven.com/uploads/2022/02/22/mystery12-495x750.jpg

■1巻エピソード2「メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを父親の権利だと思い、日本側の解説者たちは義務だと思っている」
https://www.news-postseven.com/uploads/2022/02/22/mystery11-633x750.jpg

全文はソースをご覧ください