2022年2月26日
まいじつ

ジャンプ『PPPPPP』打ち切り寸前から奇跡の復活!『アクタージュ』が人気上昇の理由?

『週刊少年ジャンプ』といえば、熱いバトル漫画がメインというイメージを持たれがち。だが、近年は文化系の漫画もじわじわ人気を伸ばしつつある。最新号ではピアノ漫画『PPPPPP』がついに花開く瞬間を見せつけたようだ。


『PPPPPP』2号連続の快進撃!

「PPPPPP」の主人公は、天才ピアニスト一家で、ただ1人だけ凡人として生まれた園田ラッキーという少年。彼は余命いくばくもない母のため、“凡才”として天才に勝つことを目指していく。

異色のピアノ漫画として始まった同作だが、ある時期からは掲載順が巻末付近に来ることが多かった。掲載順と読者アンケートが連動するとウワサの「ジャンプ」では、あまりに位置が後ろだと「打ち切り間近」と見なされるため、読者のほとんどから不安視されていたようだ。

しかし、そんな不調がウソかのように、「ジャンプ」11号でセンターカラーを獲得。さらに2月21日に発売された最新12号では、なんと8番目に躍り出た。この位置は『Dr. STONE』の後ろで、センターカラーを獲得した『夜桜さんちの大作戦』の前というポジション。人気漫画に挟まれた“中堅”の位置と言えるだろう。


待ちに待ったブレイクの予感に、ファンたちも喜びを抑えられない様子。《PPPPPPの掲載順が上がってうれしい〜めっちゃ好きだから、ずっと続いてほしい! 今ジャンプ開いて1番に読んでる!》《PPPPPPの掲載順めっちゃ上がってて電車の中で声出しそうになった》《掲載順上の方で叫び散らすかと思った嬉しすぎる!!》と歓喜の声が次々と上がっていた。


急上昇の立役者? 有名人の後ろ盾

「PPPPPP」のストーリーが盛り上がってきたのは、ラッキーの家族たちが物語に絡みだした頃から。とくに兄であるレイジロウとの対立と和解を描いた一連のエピソードは、かなり好評を博していた。その反響が掲載順に表れたのかもしれない。

しかし、もう1つ同作の知名度を上げるきっかけが存在した。それは人気歌手のAdoや、かつて「ジャンプ」で演劇漫画『アクタージュ act-age』の作画を手掛けていた宇佐崎しろなどのクリエイターが、ツイッター上で強力に“推し”始めたことだ。


2人は純粋に「PPPPPP」のファンらしく、しばしばその面白さに言及。いずれも多くのフォロワーを抱えていたため、急速に知名度が拡大したのだろう。

ちなみに2人が同作を紹介した時期は、10〜11話が掲載されていたあたりだった。そのビビッドな感性に、やや遅れる形でジャンプ読者が追いついたとも考えられそうだ。

また好調なのは掲載順だけでなく、1月4日に発売されたコミックス1巻も重版が決まっているらしい。近い将来、「ジャンプ」の新たな台風の目となるかもしれない。

https://myjitsu.jp/enta/archives/101094


宇佐崎しろ
@uszksr
PPPPPPのファンアートを描きました
https://twitter.com/uszksr/status/1468169533316005889?s=21
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宇佐崎しろ
@uszksr
練習のやつです
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