キング・クリムゾンやフォリナーの創設メンバー イアン・マクドナルド死去
2022/02/11 10:18 amass
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キング・クリムゾン(King Crimson)やフォリナー(Foreigner)の創設メンバーとして活躍したマルチ・インストゥルメンタリスト、イアン・マクドナルド(Ian McDonald)が死去。サイトUltimate Classic Rockによると、マクドナルドが亡くなったことはプレスリリースで確認されており、「2022年2月9日、ニューヨークの自宅で、家族に囲まれて安らかに亡くなった」と書かれています。75歳でした。

イアン・マクドナルドは1946年6月、英ミドルセックス生まれ。

マクドナルドは、ロバート・フリップ、マイケル・ジャイルズ、グレッグ・レイク、作詞家のピート・シンフィールドとともに、1968年にキング・クリムゾンを結成。翌69年にデビューアルバム『In the Court of the Crimson King』をリリース。サックス、フルート、クラリネット、メロトロン、ハープシコード、ピアノ、オルガン、ヴィブラフォン、バッキング・ボーカル、プロデュースなど、マクドナルドはこのアルバムの多くに関わっている。

マクドナルドは1stアルバム発表後、初の米国ツアーを最後にバンドを脱退。ともにバンドを去ったマイケル・ジャイルズと共にマクドナルド・アンド・ジャイルズを結成した。

1974年にはキング・クリムゾンの『Red』にゲスト参加した。

数年後、マクドナルドはもう一つの伝説的なバンド、フォリナーの立ち上げに貢献する。バンドの初期ラインナップは、ギタリストのミック・ジョーンズ、シンガーのルー・グラム、ドラマーのデニス・エリオット、キーボードのアル・グリーンウッド、ベーシストのエド・ガリアルディで、マクドナルドはリズムギター、木管楽器、キーボードを担当した。マクドナルドは1980年まで在籍し、『Foreigner』、『Double Vision』、『Head Games』の3枚のアルバムが大成功を収めた。数十年後、マクドナルドは2017年以降のフォリナーのリユニオン・ツアーに参加した。

マクドナルドはセッション・ミュージシャンとしても活躍し、T・レックスやスティーヴ・ハケットなど多くのコラボレーションを行った。

1999年には初のソロ・アルバム『Drivers Eyes』を発表。

その後、キング・クリムゾンの元メンバーたちと21stセンチュリー・スキッツォイド・バンドを結成し、ライヴ活動を行った。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)


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