お笑い芸人の三浦マイルドが悲鳴を上げている。

 27日の東京株式市場の日経平均株価は3日続落。前日比841円3銭安の2万6170円で取引を終えた。昨年来安値を更新し、株価は2020年11月以来およそ1年2か月ぶりの安値水準となった。

 これに泣きを入れたのが三浦。27日、自身のツイッターを更新し「今日で含み損が86万円突破しました。岸田ショックがリーマンショックの月間下落率を越えたそうです。いやー、株って本当に怖いですね。一時はデイ・トレイダーを目指していたのですが、そんな甘いもんじゃないですね。高い授業料ですわ」とつづった。

 添付された写真には、緑の文字でマイナス「863810円」とある。
 
 三浦の嘆きにお笑いタレントのほんこんはツイッターで「岸田さんに言うたれ」とリツイート。

 株価下落の原因は諸説あり、1つは米連邦準備理事会(FRB)が26日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、金融引き締めに動くことを警戒した売り。もう1つは経済オンチ≠ニ揶揄される岸田文雄首相の株価対策に悲観的な見方が相次いでいるからだ。

 岸田首相は25日の衆院予算委員会で「株主資本主義からの転換は重要な考え方の一つであると認識している」と発言。株主利益の最大化を重視する株主資本主義に否定的な見方を示した。

 これを受け、前日26日には元衆院議員の丸山穂高氏がツイッターで「新しい資本主義とやらも意味不明だが、株主資本主義からの転換とかまた意味不明な造語で株式会社の仕組み否定か。集めた資金で利潤を求める組織が株式会社であって、その経営を官の力で歪めてリスク取った株主への配当より給与へとか社会主義かよ」とツッコミ。

青汁王子≠アと三崎優太氏もツイッターで「株主資本主義からの転換? 寝言もいい加減にしろ、これまで以上にリスクをとって起業する人が減り、雇用が生まなくなる。その皺寄せはどこにくる? これでますます日本株は買われなくなるね、日経平均をぶっ壊したいのか。一度起業して出直してこいぽんこつ」と厳しく批判していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/03c204251b3ca9b846e6d5f4980446d4ba60b913