広島は18日、大瀬良大地投手(30)が今年取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、3年8億円規模の契約で残留することを発表した。主な一問一答は次の通り。

――残留を決めた一番の理由

「一番は決められない。あえて理由の一つを挙げるとすれば僕がドラフトにかけてもらって、その時にカープが必要だということで指名していただき、(3球団)競合で抽選という形になった。そこで(スカウトの田村)恵さんが交渉権確定のくじを引いてくれて、そこからたくさんのご縁に恵まれて、今までやってくることができた。たくさんのご縁に支えられながらきましたので、そういったものに背を向けることはできないという思いもありました」

――最終的に残留を決めた時期は

「きのう(17日)です。球団の方に『来季からもカープでお世話になります』と伝えさせてもらいました」

――今年4月にFA権を取得。悩んだ

「時期も早かったですし、考える時間はたくさんあった。頑張ってつかんだ権利なので考えることもありましたし、悩むこともありましたけど、考えれば考えるほどカープに対する愛着がどんどん強くなってきた」

――球団からはどのような話を

「『できるだけ長くカープで精神的な柱としてやっていってほしい』という言葉をいただき、僕もそういう風に言葉をかけていただる野球選手になれたのかなっと思ってすごくうれしかった。これまでお世話になってきて、カープでたくさん学んだこと、伝統であったり。いいところを後輩たちに受け継いでいきたいと思いました」

──長くカープのユニホームを着たい

「僕の野球人生の大きな岐路、分岐点というところで、このFA権があった。何年契約になるかとかではなくて、どこで終えるのかとかも考えました。ここからまた来季からカープでお世話になるということは、1年でも長くカープのために、ファンの皆さんのために、一生懸命頑張っていきたいなと思います」

──来季以降はどのようにチームに貢献したい

「今年はキャプテンという役職を与えてもらって、たくさん勉強させていただくこともありましたが、Bクラス(4位)という悔しい結果に終わってしまいました。(4月には右脚の負傷で)離脱もありましたし、来季はしっかりと先頭に立ってAクラス、優勝、日本一に向けてまたみんなで頑張っていきたい」  

サンスポ

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