https://www.daily.co.jp/general/2021/10/23/0014786096.shtml

「フィギュアスケート・全日本ノービス選手権」(23日、滋賀県立アイスアリーナ)

 ノービスA女子の島田麻央(12)=木下アカデミー=が、フリーの冒頭で4回転トーループに成功し、120・03点の高得点で優勝した。

 島田は昨年のノービスA、一昨年のノービスBでも優勝。ノービスA女子での2連覇は、02−03年、03−04年シーズンの浅田真央以来18年シーズンぶり。自身の名前の由来でもあり、あこがれの存在に並んだことに「浅田真央さんと同じ場所に立てたのはうれしい」とはにかんだ。

 島田は今年3月の京都府選手権で、4回転トーループを日本女子として試合で初めて成功させた。今月10日の近畿選手権でも成功し、2戦連続の成功。この日は2・66点の加点がつく高評価だった。「何回も降りていくにつれて、感覚とかが分かってきた。最初に跳べた時より力を入れずに跳べるようになった」と自己分析した。

 この日の演技では4回転以外も、ルッツ−トーループの連続3回転、3回転フリップなどすべてのジャンプに成功。また、スピンもすべてレベル4を獲得し、プログラムの完成度を高めている。年齢的に1つ上のカテゴリーで、昨年3位に入った全日本ジュニア選手権(11月19日開幕、名古屋市)へ向け「自分よりうまい選手に負けないように試合に臨みたい。(試合前に)ジャンプの安定感をもっと出すことと、スピンなどでも負

https://i.daily.jp/general/2021/10/23/Images/f_14786097.jpg
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