9/21(火) 14:43
スポーツ報知

橋下徹氏

 21日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月〜金曜・午後1時55分)では、東京都で20日の新規感染者数が302人となるなど感染者数が激減する中での新型コロナウイルス対策の現状を特集した。

 コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は愛知医大・三鴨廣繁教授の分析を聞いた上で「専門家の皆さんも反省してもらわないといけないと思うんです」とまず話すと、「僕ら政治家がこういう事態になって今みたいな説明をしたら、説明不足だ、説明責任を果たしていないと、メディアからものすごい批判が来ますよ」と続けた。

 「ウイルス自体については本当に分からないことがあるので、昨年来、専門家の皆さんがいろいろ考えながら(対策)してきたのは承知してます。人流というのもものすごい重要な要素で、感染者数を抑えるには人流を抑えるっていうのも去年の段階だったら、そういう説にも合理性はあったんでしょう」と続けると、「今、三鴨さんが言われたように今、どんどん状況が変わってきているのに、ウイルス自体で感染者数の増減が終わるんだとかいろいろなことを言われているんですが、一言で言うと、最初に間違ったんだったら間違ったと。自分たちの言っていることがおかしかったんだったら、おかしかったと素直に言えって言うんですよ」とバッサリ。

 「それを専門家の皆さんは言わずに後付けの理由ばっかり言うんですよ。こんなこと政治家が言ったら、とんでもないって批判を受けますよ」と話すと、「あげくの果てには若者の意識が変わったから感染者が減ったって。それじゃ、人流、関係ないじゃないですか?だから、人流もある程度、関係するのかも知れませんが、いろんな複合的な要素があるので、人流一辺倒でいくのは考え直さなければいけませんねくらいのことをね。はっきり言ってもらいたいのに、いまだに人流の減少のことを後付けでいうのは違いますよ」と続けた。

 最後には「三鴨さんは違いますよ」とフォロー。その上で「二木(芳人)さんは人流のことをものすごく言っていた。議論させてもらいたいと思う」と実名をあげていた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/c678ecde8a3243f783ae6ad592248fcb370286f9