プロボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(29=BMB)が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。所属するBMBジムの寺地永会長が26日、オンライン会見で発表した。寺地は9月10日に京都市体育館で同級1位・矢吹正道(29=緑)との防衛戦が予定されているが、延期される見通し。

 寺地は昨年、飲酒による不祥事が週刊誌に報じられ、12月に予定されていた世界戦が中止。日本ボクシングコミッションから制裁金300万円、3カ月のライセンス停止などの処分を受けた。今年4月に久田哲也(ハラダ)に判定勝ちして8度目の防衛に成功して防衛記録更新への再スタートを切ったばかりだった。

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