2/25(木) 23:00配信
デイリースポーツ

 ジェラール・ドパルデュー

 フランス出身の俳優ジェラール・ドパルデュー(72)が、強姦罪と性的暴行罪の容疑で本格捜査の対象となっていることが明らかになった。ジェラールは2018年8月に、若い女優に数回にわたり暴行を加えたとして告発されていた。証拠不十分で一度は取り下げとなった同件だが、昨年12月にジェラールが新たに起訴されていたことを今回ある司法関係者がフランス通信社に明かしたかたちだ。

 その訴えによると、ジェラールは2018年に自宅やその他の場所で女性に数回性的暴行を加えたほか、8月7日と13日には強姦行為に及んだという。

 女優だと考えられているその若い女性は、家族の友人としてジェラールを訪れたそうだが、ジェラールは2人の関係は「お互いに同意した」ものであり、その女性の父親の親しい友人としてキャリアに関する助言をしていたと主張していた。

 女性の弁護士によると、女性はプライバシーを求めているそうで、ジェラール側の弁護士は、これらの情報が公になったことに謝罪し、ジェラールが現在保釈状態にあることを認めている。

 女性は当初、フランス南部エクス=アン=プロヴァンスで告訴、その後9か月に渡り捜査が行われたものの証拠不十分で取り下げとなっていた。ジェラールはこの捜査の一環として、警察の指示によりこの女性と一度面会していたという。

 1996年まで女優の妻エリザベート・ドパルデューと結婚していたジェラールは「シラノ・ド・ベルジュラック」「仮面の男」「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」など多数の映画に出演している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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