■12月19日/J1第34節 柏―川崎(三協F柏)

 J1の2020年シーズン最後の試合で、柏FWオルンガが衝撃の得点シーンを生み出した。川崎戦の開始前時点で27ゴールを奪い得点王を独走していたケニア人ストライカーだったが、得点王へ華麗な“ダメ押し弾”を決めてみせた。

■【動画】オルンガが相手GKをジャンプでかわして今季28得点目をゲットしたシーン■

 それは、王者・川崎を相手にチャンスを作り続けた14分のことだ。柏のゴール前から前線にロングボールを前線に送り出すと、そのボールはFWクリスティアーノの元へ。クリスティアーノはこれをダイレクトでさらに前線に送ると、そこに待っていたのはオルンガ。

 一度バウンドしたハイボールに対し、オルンガと川崎DF山根視来が競りに行く。身長差をカバーしようと思い切りジャンプした山根だったが、同じく競りに行ったオルンガに簡単にはね返されてしまう。山根が地面に転がる脇で、オルンガは川崎GKチョン・ソンリョンと1対1に。ソンリョンが勢いよく前に出てきたところを、オルンガは左足でチョコンと蹴ってボールを触らせない。

 そして、思い切りジャンプしてソンリョンの上を飛び越えると、あとは無人のゴールに流し込むだけ。今季28得点目を王者から奪ったのだ。

 得点ランク2位のFWエヴェラウド(鹿島)の18ゴールに10ゴール差を付けた大記録で、これはJ1史上でも現行の34試合体制になってからは、2005年にFWアラウージョ(G大阪)が記録した33得点に次ぐ数字だ。

 昨季の得点王は仲川輝人とマルコス・ジュニオールの横浜Mに所属する2人で、33試合に出場して15得点。2018年はジョー(名古屋)の24得点だった。なお、柏レイソル所属の選手としては初めての得点王獲得となる。

 Jリーグの歴史に、そしてクラブの歴史に名を刻んだオルンガ。12月14日の取材対応で来季の所属先について聞かれると「移籍の話はしたくない」と答えただけに、オフの間もその動向に注目が集まりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b216ccd735e85d8e7c65bccfec24c5ccc31c173
12/21(月) 19:16配信

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https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/stats/j1/
得点ランキング

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順位表

https://www.youtube.com/watch?v=2_MjwgCyNHw
【㊗2020J1得点王】オルンガ(柏レイソル)全ゴール集|明治安田生命J1リーグ