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オリコン

水木一郎、“漫画の歌”と言われていた過去「歌謡曲と同じ土俵に立てなかった」
“漫画の歌”と言われていた過去を明かした水木一郎 (C)ORICON NewS inc.
 歌手の水木一郎(72)が16日、都内で行われた第17回『タニタ健康大賞』贈賞式に出席した。今でこそ“アニソン界の帝王”とも称される水木だが、デビュー当時は「“漫画の歌”と言われてまして、歌謡曲と同じ土俵に立てなかった」と明かした。

【写真】お決まりのポーズを見せる水木一郎

 水木は「何十万枚と売れても、音楽番組に出られない時期がありました。それでも子どもたちにちゃんと歌わないと。目を輝かせる子どもたちを見ていたら『これは良い仕事じゃないか』と思えるようになりました。そして、当時の世界中の子どもたちが大人になって、(番組などに)呼ばれるようになりました。やってて良かった」としみじみと語り、アニソンが浸透していったことを喜んだ。

 続けて、何歳まで歌い続けていきたいか聞かれた水木は「レディー・ガガともコラボしたトニー・ベネット(94)を目標に。90歳過ぎまでこの声が続けばいけるかなと思っています。応援してください!」とまだまだ歌い続けることを誓った。

 自身の健康管理については「歌うことが良い運動になります。2時間のライブをすれば良い汗もかきますし。アニソンを歌っていることで健康になれます!」と仕事が元気の源になっていると話していた。

 同賞は、2004年に設立60周年を迎えたタニタの記念事業の一環として創設したもの。68年のデビューから、アニソン歌手のパイオニアとして業界をけん引し、半世紀以上にわたって歌い続けてきた水木のコンディショニング管理と健康的なからだづくりを賞して、同賞が贈られた。

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