「野球が国民的娯楽は終了」半数近く
しらべぇ編集部では全国10?60代の男女1,844名を対象に調査したところ、全体の45.2%が「野球が国民的娯楽の時代は終わったと思う」と回答した。

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■野球中継が減少し
性年代別では、男女ともに30代以上が高い割合になっている。

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地上波での野球中継が、少なくなっている。

「昔は地上波で頻繁に野球中継をしていたけれど、今はほとんどなくなった。好きな球団がある友達は、ケーブルテレビを契約して観ていると言っていた」(40代・女性)


若い世代に、興味がない人が多いとの意見も。

「職場で同年代とは野球話で盛り上がるけれど、若い人たちはまったく興味がない。昔は共通の話題として定番になっていたのに、時代は変わったと感じている」(50代・男性)

■時代の変化で多様化
時代が変化し、あらゆることが多様化したのが要因だとの意見も多い。

「僕が子供の頃には、スポーツを習うにも野球くらいしか選択肢がなかった。今はサッカーやラグビーなど、いろんなスポーツに触れられる環境になっている」(40代・男性)


「趣味が多様化し、みんなが同じものを楽しむ時代ではなくなった。音楽も全国民が聴いて歌えるような曲はなくなったし、スポーツでも同じような状況になっているのだと思う」(30代・女性)

■周囲の影響で好きに
野球に興味がなかったが、周囲の人の影響で好きになった人もいる。

「これまで、野球にはまったく興味がなかった。しかし付き合った彼氏がずっと野球をしていた人で、球場デートなどしているうちにおもしろいと思うようになれた」(20代・女性)


「触れる機会がないので、野球のことをよくわかってなかった。ただ会社に野球が詳しい人がいて、付き合いでいろいろ観ているうちに今はすっかりとファンになっている」(20代・男性)


趣味の多様化により、スポーツも各自が好きなものを楽しむ時代になっているようだ。

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