元巨人で大リーグ・レッドソックスOBの上原浩治氏が26日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。大リーグ・レッドソックスが2018年にサイン盗みをしたと認定されたことを受け、「喝!」を入れた。

 レッドソックスは二塁走者が捕手のサインを盗み、機械で打者に伝達していたという。同番組にゲスト出演した上原氏は「喝いれてください」と厳しい表情を浮かべ、「機械を使ってというのが問題。これはやってはいけない」と述べた。そして、「セカンドランナーは伝達してはいけないというルールを作ってほしい。真剣勝負をそのまま楽しんで欲しい」とも訴えた。

 野球評論家・張本勲氏は「私は疑問符だね。これはサインを盗んでいるわけじゃなく、解読なんですよ」と持論。守備側も相手ベンチからのサインを解読することがあることから、「バント、盗塁、これが分かったら外して刺すでしょう」と指摘した。

 続けて「日本だって何十年前からやっている。センターから望遠鏡でやったこともある」としたが、「セカンドからバッターに教えるというのはルール、エチケットからしてやめたほうがいい」とも語った。

2020.04.26
https://www.daily.co.jp/baseball/2020/04/26/0013298861.shtml