Jリーグと日本野球機構(NPB)は2日、都内で新型コロナウイルス対策に関する合同記者会見を実施。共同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立することを発表した。

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記者会見には、Jリーグの村井満チェアマンとNPBの斉藤惇コミッショナーが出席。そのなかで村井チェアマンはNPB側とコンタクトを取った理由を説明し、今後の方針についても言及している。

「NPBとJリーグという日本においては、いつもお客様に支えられている2つの団体が連携していくことを画期的なことだと考えています。スポーツのみならず、国民の皆様の脅威となっている新型コロナウイルに対して、連携して対応していく所存でございます」

「すでにJリーグでは、2月24日の政府専門会議のコメントの中に『この1、2週間が日本にとって大きな瀬戸際である』という表現をされていました。そして、我々Jリーグは3月15日までの試合を中断することを決定いたしました。我々の方から2月25日の時点でNPB様の方に連絡を取らせていただいて、我々の判断をお伝えしつつ、今後の連携を働いた次第です」

「スポーツには国民の皆様に夢や希望、活力を与えられる可能性があると信じています。一方で、大変多くのお客様をスタジアムに入れることもあり、国民の健康に対するリスクを持っていることも認識しています。今回、専門家の助言も頂いて、様々な角度から十分な検討を重ねて、政府の見解等を慎重に耳を傾けながら我々としても情報収集を進めていきたいと考えています」

3/2(月) 20:15配信
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