バラエティ番組ではドッキリをかけまくられ、ネットではなにかと炎上……と今一番バズってる芸人クロちゃんが、大好きな「アイドル文化」についてお題に沿って語ります。
今回のテーマは「豆柴の大群」。
バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)による企画「MONSTER IDOL」でのことをクロちゃんが本音で語る。

いや〜、参りました。今回、豆柴の大群プロデューサーを外された件は率直に言ってア然としましたよ。起こってはいけないことが現実に起こってしまった。でも逆にもうプロデューサーでないということは、何を言っても自由という立場ですからね。今回はテレビで放送されなかった思いも含めて、忖度抜きで洗いざらいブチまけてやろうと思います。

まず何といっても批判を浴びたのは、カエデ(フェニックス)を落とした件。でも、これには明確な理由があるんです。僕は1人の男としてカエデとつき合いたかったから、メンバーにはできないと伝えた。でも、それって変なことですか? むしろプロデューサーとして誠実な態度を貫いたんですけどね。逆に僕はみんなに聞きたい。自分が応援しているメンバーが、スタッフと男女関係になったらどう思います? 嫌でしょ、普通に。僕だってアイドル好きだから、そのへんのファン心理はよく分かっているつもりです。

やっぱり頑張ってほしいと思う
今、メンバーに思うことですか? それはやっぱり頑張ってほしいと思いますよ。実際にやってみて分かったけど、アイドルのプロデューサーとメンバーの関係というのは「上司と部下」ではなくて「親と子」なんです。番組の企画でプロデューサーをやることになり、メンバーという「子供」ができて、はからずも僕は「親」になってしまった。親と子がつき合うわけにはいかないから、カエデを落とそうとしたわけですしね。

だからメンバーには今でもLINEを送っています。たとえばテレビで歌詞のことを聞かれてしどろもどろになっていたら、「こういう風に答えた方がいいよ」ってアドバイスしたりとか。そのわりには「親の想い子知らず」で、返信が遅くてヤキモキさせられるんですけども(苦笑)。

今だから言いますけど、僕はこのグループの先の展開も考えていたんです。こんな尻切れトンボの結末、誰も幸せになりませんよォォ!

僕には責任と義務がある
はっきり言います。もう一度、僕に豆柴のプロデュースをやらせてほしい。僕には彼女たちを幸せにする責任と義務がありますから。

しかも今回は民意の後押しがありますしね。というのもMONSTER IDOL最終回オンエアからしばらく経って、僕に対してバッシング一辺倒だった世の中の風も変わってきたんです。「最初は不気味だったけど、この歌詞は癖になる」「今思えば、メンバーを落とした理由も納得できるものだったな」「あいつ、意外にプロデューサーとしてはやるんじゃねぇの?」「クロちゃんがいない豆柴なんて結局ダメじゃん」……叩かれるだけの今までのパターンと違って、“クロちゃんP待望論”が巻き起こっているんですよ。

この展開、WACKもTBSも内心では頭を抱えているんじゃないですか!? 僕がプロデューサーじゃなくなったら、速攻で渡辺(淳之介)さんはメンバーをWACK流儀に改名して、アー写真も一新した。渡辺さんがやったことは正しいんですよ。僕がいなくなった以上、一刻も早く次のイメージを作るべきですから。ただ急激に変わったことで、ライト層からアレルギー反応が出ているのも事実なんです。渡辺さんも難しい舵取りをさせられていると思いますよ。

最後にもう一度言わせてください。僕にプロデューサーをやらせてほしいしん!

▽クロちゃん
1976年12月10日生まれ、広島県出身。
お笑いトリオ安田大サーカスの一員。
大のアイドル好きで、忙しい合間をぬって アイドルライブへと足を運ぶ。
ドッキリ、炎上などのイメージが強いが、アイドルへの思いはピュア。

全文
http://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200204-00003622-entame-ent&;p

豆柴の大群
http://pbs.twimg.com/media/EPq_ljkU4AA98kO.jpg
豆柴の大群とクロちゃん
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カエデフェニックス
http://pbs.twimg.com/media/EMpa0vUUUAEnG6H.jpg

クロちゃんプロデュース デビュー曲
豆柴の大群「りスタート」MUSIC VIDEO
https://www.youtube.com/watch?v=gBctdJ0SHI4