「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」などのヒット曲で知られる歌手梓みちよさん(本名・林美千代)が死去していたことが3日、明らかになった。福岡市出身。76歳だった。


 梓さんは「こんにちは赤ちゃん」を64年、東京で開催された学習院初等科同窓会で出席されていた昭和天皇の前で歌唱。芸能界初の天覧歌謡曲と称賛された。

 プライベートでは71年に俳優和田浩治(故人)と結婚したが、72年に離婚していた。紅白歌合戦の連続出場が70年に中断したものの、74年にアダルトなムードな「二人でお酒を」が大ヒットし、座り込んで粋に歌い上げるスタイルが大きな話題になった。さらに1986年10月放送の明石家さんまが司会を務めていたトーク番組「さんまのまんま」にゲスト出演すると、さんまの言動に梓みちよさんが激怒。「わたし、激しい女なの」と収録中にさんまに5回もシャンパンをかけるという‘’事件‘’も起こした。
 当時は有名プロ野球選手との不倫もうわさされるなど、オンエアされなかった場面で、さんまがこの話題を取り上げ、梓の逆鱗(げきりん)に触れたとの報道もまことしやかに流れた。

2/3(月) 21:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00010056-chuspo-ent

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