〈全国高校サッカー選手権:国学院久我山8−0前原〉◇1回戦◇30日◇東京・駒沢陸上競技場


5年ぶり3度目出場の前原(沖縄)は、初勝利はまたもお預けになった。前半6分に一瞬のスキをつかれて失点すると、前半だけで3失点。

大量8失点の大敗に、和仁屋恒輝監督(44)は「(相手の)分析をしていたが、想像以上の迫力があった。完敗です。ただ内容はどうであれ、最後までボールを追う選手を見て、顔を上げて帰ろうと言いました」と話した。

シュートは2本に抑え込まれた。前半途中に初シュートを右足で放ったMF池根翼(3年)は「スピードもフィジカルも、沖縄と東京の差を見せつけられた。これで終わりと思ったら(試合後は)泣いてしまった」と悔しそうに振り返った。

初出場の1979年度は1回戦で0−1で八千代(千葉)に、2度目となった前回2014年度も1回戦で今回と同じ国学院久我山に、同じ会場で0−1と敗れた。今回は選手権初得点と初勝利を目指したが、無念の結果になってしまった。GK中山音弥(2年)は「(この敗戦で)成長できるように頑張りたい」と次回へのリベンジを誓った。

12/30(月) 17:25配信 日刊スポーツ
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