本拠地スパーズ戦で12試合連続スタメン出場

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が20日(日本時間21日)の本拠地スパーズ戦に12試合連続でスタメン出場、前回対戦では122-124で敗れた相手に15得点、7リバウンド、2アシストをマーク。チームは138-132で勝利し、雪辱を果たした。

 ロード3連戦を終え、本拠地に帰ってきたウィザーズ。八村はこの試合でオールスター出場7回を誇るラマーカス・オルドリッジとマッチアップ。スパーズとの前回対戦では16点8リバウンドを記録していた八村だが、この試合は第1クォーター(Q)序盤に2つのパーソナルファウルを記録し、わずか3分ほどで早々とベンチへ下がった。

 第2Q残り7分21秒に再びコートに立った八村は、立て続けに2ポイントシュートを決めて着実に得点を重ねる。前半終了間際にはアイゼア・トーマスからのパスに反応して豪快なダンクも叩き込んだ。ウィザーズはこの試合でもハイスコアリングゲームを展開し、63-69の3点ビハインドで前半を終える。

 後半も開始からコートに立った八村だったが、前半に犯した2つ目のパーソナルファウルと同じような形で、デマー・デローザンにファウルを誘発され3つ目のパーソナルファウルを記録。それでもオフェンス面では積極的にゴール下に攻め込み、フリースローを獲得したり、レイアップを沈めるなどして3試合ぶりの2桁得点を記録した。

 いい流れを維持する八村は、ディフェンシブリバウンドを獲るとそのままペイント付近までボールを運び、右コーナーでオープンだったデイビズ・ベルターンズへパス。元スパーズのベルターンズがこれをきっちり沈めて9点のリードを得た。しかしデローザンとのマッチアップで3度ファウルを犯した八村は、モリッツ・ワグナーとの交代でベンチに下がった。

 八村は第4Qの残り5分で再びコートに戻り、最後まで体を張ったプレーを続けた。最後まで点の取り合いとなったが、ウィザーズがリードを守り切り、22季連続でプレーオフ(PO)出場の強豪から価値ある勝利を手にした。

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