現地時間10月23日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)第3節で、チェコのスラビア・プラハとアウェーで対戦したバルセロナは、2-1で勝利を収めている。

【動画】飲みかけのペットポトルが…。バルセロナが使用したロッカールームの様子はこちら
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail2/id=65867


 大黒柱リオネル・メッシのゴールとオウンゴールで辛勝したバルサだが、敵地シノボ・スタジアムからの“去り方”は最悪だったようだ。英紙『Daily Mail』などが「このクラブの在り様がメッシそのものだ!」と報じている。

 同紙が紹介したように、SNS上で公開されたバルサが使用した後のロッカールームが、惨憺たるものだった。

 ダストボックスの周りはゴミが山積みとなり、床のあらゆるところにゴミが散乱。ホワイトボードの下にはちぎられた戦術シートらしき紙くずが散らばり、メッシやアントワーヌ・グリエーズマン、ルイス・スアレスなどの名前がラベル付けされたペットボトルや缶が、中身のぎっしり詰まったものまで、あらゆる場所に散らばっている。

 またシャワールームには、使い果たしたシャンプーボトル、山盛りの氷が大量に残されていた。

「バルセロナは偶然が重なって手に入れた勝利のあと、迅速にプラハから去りたかったようだ」と綴り、この動画が公開されるや否や、非難が殺到していることを伝えた『Daily Mail』紙は、こう続けている。

「バルセロナの行動は、昨年行なわれたロシア・ワールドカップでの日本代表とは対照的なものだ。ベルギーに敗北したチームは、掃除の必要がない、まるで手付かずのようなロッカールームのようにし、スタッフに『ありがとう』というメッセージさえ残したのに」

 そのほかの欧州メディアも「これがメッシが率いるチームか」「なんという傲慢さだろう」とこぞって批判しているほか、ファンからも「少しでもロッカールームを整理して去るだけでも、人からは尊敬されるというのに…」「言葉もない」「敬意の欠如だ」「ホームならまだしもアウェーでこれはない」といった非難の声が上がっている。

 もちろん、悪いのは選手ではなく、スタッフであるという声や、掃除専用のスタッフがいるのだから、掃除は不要だという意見もある。だが、近年はスポーツ界でもマナーや振る舞いに注目が集まっているだけに、バルサの“実情”にショックを受ける人々も少なくなかったようだ。

10/27(日) 17:26配信 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191027-00065867-sdigestw-socc