「夕見子は、思ったことを包み隠さず口にするまっすぐな性格」と、自身の演じるキャラクターを評する福地桃子。
朝ドラ『なつぞら』(NHK総合)にて彼女が演じる柴田夕見子は、健気なヒロイン・なつ(広瀬すず)とは正反対の性格だ。
その言動の数々が、これまでにも多くの視聴者をざわつかせ、同時に心を掴んできた。
しばらく登場のなかった彼女だが、ここにきてまた、大きく物語を引っかき回すことになりそうだ。

あらゆる物事を達観し、革新的で鋭い物言いが特徴の夕見子。あからさまな悪役や敵となる存在が見受けられない『なつぞら』では、なつの前に立ちはだかる最初の強大な存在が、祖父の泰樹(草刈正雄)であった。
しかし、彼女はすぐに泰樹の理解を獲得。それ以降のなつと多少の衝突を繰り返してきた存在が、福地演じる夕見子なのである。
衝突といっても、そんなに派手なものではない。いずれも、物事に対する考え方の相違による、ちょっとしたズレである。

福地は夕見子役について、自身とは正反対の性格だと言う。「夕見子のデリカシーのないような発言に、
最初は共感できない部分もありました」と明かしており、さらには「今まで演じてきた役の中で、もっとも葛藤し悩んだ」という。
福地自身、手探りで、試行錯誤しながらこの役に挑戦したようだが、視聴者である私たちの目には、とても自然体で作品内に存在しているように映っていた。

クランクインして最初の1週間は、家族でのシーンが続き、柴田家の食卓のシーンはまとめて撮影を行った。
その1週間を経ていく中で、福地は「夕見子の発言について、あまり深く考えないようにしようと思った」と話す。
それは、「(母を演じる松嶋菜々子、父を演じる藤木直人ら)家族の中で、自然に出てくる言葉に身を任せてみよう」という役へのアプローチに心持ちが変わったから。
独立した一人のキャラクターではなく、この「家族」という共同体の中でこそ、「夕見子の不器用な表現を、愛だと感じられるようになった」と話していた。

そんな夕見子は、不器用ながらに、これまでになつの背中を押すシーンが多くあった。
そういった瞬間での夕見子なりのエネルギーを使った伝え方に、「夕見子の強くて優しい部分を自分自身が感じられた。夕見子のことが好きになった」と明かしている。
そこで福地は、「お芝居をする中で、役を好きになるということは、すごく大事なのかもしれない」と、この役、この作品から、教わることになったという。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190716-00010001-realsound-ent
7/16(火) 6:02配信

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