新田恵利、熱海の古民家“0円リフォーム”挑戦から1年半余り その結末は…
2019年5月24日 21時4分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20190524-OHT1T50186.html

新田恵利
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 元おニャン子クラブで歌手の新田恵利(51)が24日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。1年半あまり前に購入した静岡・熱海市の古民家を自分の手で“0円リフォーム”する様子を公開した。

 1997年、29歳のときにフジテレビ社員と結婚した新田は、2002年から都心を離れて神奈川県内の二世帯住宅で母・ひで子さん、夫との3人で暮らしている。5年前から背骨を痛めた母親の介護を続け、自宅内を車いすで移動できるようバリアフリー化したが、その後に永住する想定で2017年の秋、熱海にある中古の一軒家を約500万円で購入した。

 その家は熱海駅から車で約20分、徒歩40分の山の上にあり、築48年、3LDK、約80平方メートルの平屋。温泉権利料金の150万円と、月々2万円の使用料を支払えば自宅で温泉を利用できるのが魅力だという。

 しかし床に穴があき、外壁が朽ち果てるなどの欠陥があるため、リフォームすることを決意。購入直後から作業を始めた。大工だった父の影響もあって、新田はこうした作業に慣れており、夫と義理の兄、夫の友人に手伝ってもらいながら「自分たちでどうにかする」と“0円リフォーム”への挑戦を始めた。

 草が生え放題の庭は、業者に頼めば10万円ほどかかるが、草刈り機を使って刈り込み、天井や床の解体も、バールやハンマーを自分たちで使って約50万円を節約。浴室を移動させて駐車場にするため、風呂の解体にも乗り出した。前の家主がリフォームしたため、浴槽の下からタイル張りの風呂が出てくるなど、作業は難航。全体の解体作業に1年3か月を要した。ここまでで業者に頼めば130万円ほどの費用がかかるところを、ほぼ0円で済ませたそうだ。外壁と内装の仕上げ段階では、近所の工務店や材木店を回り、余った資材を無料で分けてもらえる見通しも立った。

 ところが最近になって決定的な問題が発覚。家の土台や柱の根元がシロアリに荒らされていることが分かり、“0円”は断念するしかなかった。業者に頼んで基礎と柱を計400万円で入れ替え、やっと作業を再開。仮の外壁を作ることまでこぎつけた。リフォームは現在もあきらめずに続けているという。


(おわり)