◆明治安田生命J1リーグ 第11節 鹿島 1―0 神戸(12日・ノエビアスタジアム神戸)

 神戸は2005年以来14年ぶりのリーグ戦6連敗を喫し、03年に延長Vゴールが廃止されて以降のクラブワースト記録に並んだ。前半17分に先制点を献上。鹿島の固い守備の前に、この日のシュート数はFW古橋が前半に放った1本だけだった。後半23分、けがで前節を欠場した元スペイン代表MFイニエスタが途中出場したが、流れを変えるには至らなかった。

 試合後、連敗の原因を尋ねられた司令塔は首を横に振り、深いため息。「僕もその答えを知りたい。人生において、ずっと勝っているときは全てが素晴らしく七色に見える。サッカーというのは一度負け出すと自信を失い、チャレンジする気持ちもなくなる。今いるトンネルのようなところに行き着いてしまう」と現状を嘆いた。今後については「チーム一丸となって、この流れを変えるために働き続けるしかない」と前を向いた。

スポーツ報知5/12(日) 22:07配信
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