◇競泳・池江璃花子 白血病公表、療養専念へ

日本水泳連盟の上野副会長は、20年東京五輪出場への救済措置を講じない方針を示した。
五輪出場には7月の世界選手権(光州)で優勝、または来年4月の日本選手権で選考基準をクリアする必要がある。
過去の五輪選考会では派遣標準記録を突破して2位以内に入ることが条件だった。
日本選手権出場には19年度に参加標準記録を上回らなければならない。

復帰時期が見通せない池江にとって厳しい条件だが、上野副会長は「まずは来年の日本選手権のスタートラインに立てるか。
出場条件のタイム、順位が求められる。それぐらいの覚悟で病気と闘ってほしい」と語った。

女子エースの離脱はリレーにとっても大きな誤算となる。
五輪出場枠を確保するには7月の世界選手権12位以内が条件。
池江は400メートル、800メートル、400メートルメドレー、男女混合のリレー4種目で主力となる可能性が高かった。
上野副会長は「池江抜きのリレーは厳しい。他の選手に奮闘してもらいたい。
池江に対して、早くそこに加わりたいというメッセージを送れるような状況が望ましい」と期待を込めた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000063-spnannex-spo
2/13(水) 6:30配信