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2019年1月12日

 ヒットコメディー映画『星の王子ニューヨークへ行く』(1988)の約30年ぶりとなる続編の製作が本格的に始動する。続投が決まった主演のエディ・マーフィは「ついに『星の王子ニューヨークへ行く』続編が正式に前進することになり、興奮しています。クラシックで愛すべきキャラクターたち皆を、映画館のスクリーンに戻すのを楽しみにしています」とDeadlineに声明を出した。

 父親に勝手に結婚相手を決められてしまったアフリカの王子アキームが、理想の女性を探してニューヨークにやって来たことから巻き起こる騒動を描いた本作。続編企画は米パラマウントが長年温めてきたもので、行方知れずだった息子に会いにアメリカへ戻るアキームの姿を描く。世話係セミ役のアーセニオ・ホール、ヒロイン・リサ役のシャーリー・ヘドリー、リサの父役のジョン・エイモス、国王役のジェームズ・アール・ジョーンズらおなじみのキャストも出演する予定になっている。

 監督は、『ハッスル&フロウ』やテレビドラマ「Empire 成功の代償」などのクレイグ・ブリュワーに決定。エディはポストプロダクション中のNetflix映画『ドロマイト・イズ・マイ・ネーム(原題) / Dolemite Is My Name』でブリュワー監督と組んだばかりで、彼の力量にほれ込み抜てきしたという。オリジナル版の脚本家たちが執筆した脚本は現在、『ガールズ・トリップ』や「ブラッキッシュ(原題) / Black-ish」のケニヤ・バリスが改稿している。年内の撮影開始が見込まれている。(編集部・市川遥)

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