野球評論家の張本勲氏(78)が6日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)に生出演。3日に東京ドームで行われたアメリカンフットボール日本選手権「ライスボウル」で社会人代表の富士通が52―17で学生代表の関学大を破ったが、社会人と学生が戦う現行方式に「喝」を入れた。

 ライスボウルで富士通は3年連続4度目の優勝。現行方式となった83年度以降、社会人の24勝12敗となった状況に張本氏は「喝だ」と断じ、「ラグビー協会に。なんでこんなカード作るの。相手は社会人ですよ。外国人もいますよ。10歳違いのお兄ちゃんと弟がやっているみたいなもんですから」と持論を展開した。

 関学大の鳥内秀晃監督が試合後に「学生ではしんどい。見ている人も面白くない」と年々開く実力差を嘆いたことを持ち出し、「関学の監督、言っていたじゃないですか。ケガをしますよ。ケガをするための競技じゃないから」とし、「例えば、やるなら社会人一番とアメリカの一番とか。大学一番と日本のアメリカの一番がやるとか、そういうカードをやってもらいたいよ」と提言し、「別な企画を考えてもらいたいですよ」と強調していた。

 その後、番組では張本氏が「ラグビー協会」と発言したことを「アメフト協会」と訂正した。これに張本氏は「ラグビーじゃないよ。オレも言おうと思ったんだけど、ありがとう。まずいよ。怒られますよ。ごめんなさい」と謝罪していた。

1/6(日) 8:46配信 スポーツ報知
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