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2018-12-05

ドーナツチェーン店としては日本最大規模の『ミスタードーナツ』。実は、店内で流れているBGMにも隠れファンが多いようだ。SNSでは「ドーナツ屋なのになかなかセンスがあるじゃないか」「いい感じの洋楽で歌ってしまう」「店内のBGMと周りのおしゃべりが適度に心地いい」などの声が。いかにして選曲されているのか?『ミスタードーナツ』広報にコメントをもらいつつ、“心憎い”店内BGMの謎に迫る。

SNS上でも「ミスド」のBGMは度々話題に昇っており、「店内BGMがゴリゴリにウッドベースがきいた曲」「BGMにアルジャロウが流れていて素敵」「テレンストレントダービーの渋い曲のカバー。ミスドのBGMも何気にやるね」など、洋楽好きにも好評価。これら選曲者についてミスタードーナツの広報に質問すると「弊社で定めた5つのテーマに沿って、契約をいたしておりますプランナーに依頼をし毎月提案をいただいております」との答え。とくに特定のミュージシャンにはこだわってないようだが「季節により選曲をいただきご提案いただいております」と、クリスマスやバレンタインなど季節に合わせたものもリストアップされているようだ。

店内で流れているBGMリストの名称は『ミスドクラブミュージックステーション』。今年11月分には洋楽ばかり約100曲がリストアップされており、「THE MORNING SHUFFLE −add good music to your day−」、「ALL-TIME HITS(1)」「Now Hit Parade」「ALL−TIME HIT(2)」「THE P.M.SHUFFLE −add good music to your day−」「THE NIGHT SHUFFLE −add good music to your day−」と、1日のなかで時間帯により6つのプラグラムが設定されている。

 公式サイトには楽曲リストを分単位で掲載。同サービスがスタートした時期については同社にも資料がないそう。しかし「BGMリストを掲載していない時は、お客さまセンターへ『あの時に聴いた曲名を教えてほしい』などの問い合わせが多くございました。そのため、2003年から弊社のホームページに掲載をするようにいたしましたので2003年より前からあったのは確かです」と話す。しかも、日本全国の店舗で同じプログラムが聞けるらしく、選曲は「1970年代以降のヒット曲を中心に選曲しております」ということだ。

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