神戸が24日の清水戦(アイスタ)での審判団の対応などについて、
Jリーグに対し意見書を送っていたことが25日、明らかになった。

後半ロスタイムが4分の予定から約20分まで延び、その間に同点に。
クラブはそこまでに何度も試合を終了させるタイミングがあったにもかかわらず、
主審が何の説明もなく試合を続行させたことを問題視した。

激高して相手GKを投げ飛ばしたFWウェリントンについても、
その前に清水側から物がピッチ上に投げ込まれたためだと主張している。

11/26(月) 6:06配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000011-sph-socc

J1第33節、清水対神戸の終盤に乱闘騒動が勃発、最後は荒れ模様…後半ATの流れを追う
 
後半終了後、4分だったはずのアディショナルタイムが18分超え。GKの劇的な同点ゴール。そして両チームによる乱闘騒動――
24日のJ1第33節、清水エスパルス対ヴィッセル神戸は3-3の引き分けに終わったが、その結果以上に終了間際の展開が大きな注目を集めた。一体、何が導火線となってしまったのか。アディショナルタイムを時系列に追って検証した。

試合は前半26分、MFアンドレス・イニエスタの絶妙な浮き球スルーパスをMF藤田直之がダイレクトシュートで決めて神戸が先制。39分に清水MF河井陽介が同点ゴールを決めるも、
神戸はFW古橋亨梧、MF三田啓貴のゴールで3-1と再びリードした。そのまま迎えた後半38分に藤田がこの日2枚目の警告で退場したが、ここまでは試合は荒れ模様ではなかった。

清水FWドウグラスが同42分にゴールを決めて3-2と1点差に詰め寄ると、神戸のフアン・マヌエル・リージョ監督は後半45分にFWウェリントンをピッチに送り出し、前線でのキープを目論む。
そして会場で発表されたアディショナルタイムは4分。ここから詳細を追ってみよう。

   ◇   ◇   ◇

■アディショナルタイム(以下AT)1分:ウェリントンのファーストプレー。ロングボールに対してボールを収めようとしたが相手マーカーに手をかけられてファール。ファールを得たもののウェリントンは不服そうな表情とジェスチャーを見せる
この時点でもお互い激しくも冷静なファイトを見せていた。そして大きな分かれ目となったのは、最終盤を迎えたこのシーンだ。

後半AT8分過ぎ頃から異様なムード、両チームから苛立ちを隠せない状況に
■AT3分19秒:ハイクロスに競り合った清水MF河井陽介と神戸DF橋本和の頭が接触。河井はピッチに倒れ込むなか、ボールを奪った神戸側は敵陣に入りボールキープ。
清水の守備でプレーが切れたのは3分40秒のこと。イニエスタも心配そうに河井らを見つめている。

頭の接触だったため、流血した河井の意識はもうろうとしており、主審や選手ともに即担架を呼ぶ状況に。しかし清水の主将であるMF竹内涼はプレーを止めなかったことを不服に思ってか、主審に食って掛かっており、
鄭大世になだめられた。清水のスタッフは河井を動かさず治療することに。また橋本も側頭部から流血していた。

■AT7分:河井を担架に乗せる。MF兵働昭弘を3枚目のカードで投入。

■AT8分3秒:異様なムードのなか、清水ボールで試合再開。パワープレーに対して神戸はひとまずしのぎ、GK前川黛也がボールキャッチする。この時点で8分26秒が経過し、前川がロングボールを敵陣に蹴り込む。
しかしここではタイムアップの笛が鳴らなかった。

■AT8分51秒:再び清水がハイクロスを送り込む。その際DF立田悠悟がFWルーカス・ポドルスキと競り合いにいったが、身体を入れたポドルスキの肘が腹部から胸部付近に入る形となり、倒れ込む。
この後プレーは続いたが、ヨンセン監督含む清水陣営がテクニカルエリア内に飛び出して抗議する。治療中、ウェリントンが主審に手で「4」のジェスチャーをする。

この辺りで、明らかに両チームから苛立ちを隠せない状況となった。立田はAT11分43秒に担架でピッチ外へと運ばれた。

>>2以降につづく

11/24(土) 21:57配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181124-00150004-soccermzw-socc

写真
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