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21日放送のTBS系『消えた天才』(後6:30)に、今年2月に将棋界初の国民栄誉賞を受賞した棋士・羽生善治竜王が一度も勝てなかった天才棋士が登場する。

中学生でプロ棋士となった羽生竜王は、19歳でタイトルを獲得。
当然、その才能は小学生の頃から飛び抜けており、周囲からは“神童”と称されていた。
しかし、1981年の将棋全国大会の準々決勝で、当時11歳の羽生竜王を余裕で破った天才少年がいたのだ。

さらに、その天才は準決勝でも“羽生世代”であり、現・日本将棋連盟会長の佐藤康光九段に勝利し、決勝の舞台でも同じ世代の女流棋士・中井広恵六段を破り優勝している。

その天才について佐藤九段は、「非常に強く、常に一歩二歩先を行く存在だった」と、その実力を絶賛。
さらに、中井六段は「すごく印象に残っている」と、実力だけではなく鮮烈なインパクトを残していたことも分かった。

後に優勝者の多くがプロの棋士となる大会で優勝した天才。
当然、彼もプロになりエリートへの道を歩むはずだった。
しかし、その天才は、プロ棋士になることはなく、羽生がリベンジする間もなく突然、表舞台から姿を消したという。

日本一の才能を持ちながら、なぜ姿を消したのか? あれから37年。
番組では天才の今を大追跡。
すると、意外な理由で将棋を辞めていたことが明らかになる。
さらに、将棋を辞めた後、壮絶な人生を送っていたことも告白する。