元気な掛け声を上げ、堂々とした入場行進をみせる選手たち。そのユニホームの尻ポケットにはスポーツ飲料のペットボトルが入っていた。13日開幕の第100回全国高校野球選手権記念山口大会での光景だ。

 開会式が始まった午前10時。会場の山口マツダ西京きずなスタジアムがある山口市の気温は、31・9度あった。熱中症対策が必要だと、山口県高校野球連盟が参加チームを通じ、選手たちに式の最中にも水分補給をするように促していた。
 選手たちは行進が終わるまでの時間や、移動の合間にペットボトルを開けて、ぐびり。大津緑洋の渡辺優志君(3年)は「水分はとれたけど、歩くときにお尻でボトルが動いて、ちょっと気持ち悪かった」と話した。(藤野隆晃)

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