0001ばーど ★
2018/06/29(金) 14:56:46.57ID:CAP_USER9ある意味、前回王者のドイツが韓国に敗れた以上の衝撃を受け、無気力試合の末にスコアレスドローに終わったフランスとデンマークの試合が可愛く思えるほどだった。
誤解してほしくないのは、時間稼ぎや談合試合を嫌悪しているわけではないということだ。ルールに則っている以上、それは問題ない。
しかし、今回の場合、日本は0−1で試合を終えても、1−0でリードしているコロンビアがセネガルに追いつかれたら、グループステージ敗退が決まるのだ。
他力に委ねた談合試合――。極めて危険な、賭けだった。
しかし、西野朗監督の判断は果たして、本当に大博打だったのだろうか……。
(※省略)
だが、果たして西野監督の判断は、危険な賭けであり、大博打だったのか――。
コロンビアだってセネガルに追いつかれ、日本がポーランドに追いつきでもしたら、グループステージ敗退が決まるのだ。コロンビアも意地でも1−0の逃げ切りを図るだろう。しかも、先制されて焦ったセネガルは攻撃が空回りしていたのだ。おそらくその様子を日本のコーチングスタッフは、映像で確認していたに違いない。
コロンビアが勝つ可能性と追いつかれる可能性――それを天秤にかけたとき、勝つ確率のほうが高いと踏んだはずだ。
一方、日本が同点を狙いに行って、カウンターを浴びて失点でもしたら、ここまで積み上げてきたすべてが、一瞬でフイになってしまう。
日本が追いつく可能性よりも、0−1のまま終わらせて、コロンビアの勝利に命運を委ねるほうが可能性は高いと判断した――。つまりは確率論であり、決して大博打でも、ましてや茶番などでもないだろう。
そこに、「夢見がちなリアリスト」である西野監督の本質を見た気がした。
ヨハン・クライフを愛し、攻撃的なサッカーを好むロマンチストでありながら、その実、相手に合わせて戦略を練り、手元にいる選手に合ったスタイルで戦うリアリストなのだ。
ここで議論すべきは、他力に委ねた時間稼ぎの是非ではなく、なぜ、このような状況を招いたか、だろう。
先発メンバーを6人入れ替えたことに問題はなかったのか。例えば、サイドバックが本職の酒井高徳を右サイドハーフに入れたのは、おそらくポーランドの攻撃的な左サイドバック、マチェイ・リブスを封じたかったからだろう。相手のサイドバック対策として、守備力のある選手をサイドハーフに起用するのは、あり得ない采配ではない。
しかし、リブスはこの日、ベンチスタートだった。そして、攻撃を組み立てるうえで日本の右サイドが機能していなかったのも明らかだった。指揮官はハーフタイムに引き分け狙いではなく、あくまでも勝利を目指すと強調していたはずだ。
だとすれば、ハーフタイムに酒井高に代えて本田圭佑や香川真司を投入し、先制点を掴み取りに行くべきではなかったか……。
また、指揮官が言うように、日本は1、2戦を通じ、アグレッシブに、攻撃的に、闘志を剥き出しにして戦ってきたのは間違いない。その姿勢に、地元ロシアをはじめとする他国のサッカーファンも日本に好感を抱いてくれていたはずだ。
だが、今回のゲーム運びによって、潮目が変わってしまったのではないか。
ロシアの国営テレビの番組で司会者が「もう日本を応援するのをやめる」と宣言するなど、これまで「日本贔屓」だったサッカーファンが「アンチ日本」に変わった可能性がある。ベルギーと戦うラウンド16のスタジアムは、これまでとは違う雰囲気に包まれるかもしれない。
(※省略)
もう一度、言う。ベルギー戦ではこれまで以上にアグレッシブで、攻撃的で、見るものを魅了するような熱い戦いを見せなければならない。世界のサッカーファンを再び日本の味方に付けるような、勝利の女神に再び微笑んでもらえるような――。
失望したサッカーファンに手のひらを返させる――それは、このチームが何より得意としていることのはずだ。
6/29(金) 14:50
THE PAGE
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000004-wordleafs-socc&p=1
関連スレ
【テレビ】加藤浩次、ボールを回し続けた西野采配に「とんでもない博打。勝負師だな」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1530229960/