初出場8強当時の背番号10ファディガ氏が力説「我々は日本に対して弱者である」

ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組の日本代表は24日、第2戦でセネガルと激突する。互いに勝てば連勝で決勝トーナメント進出が決まる大一番。FIFAランクでは上回るセネガルだが、元代表主将は日本について「とても謙虚で、たくさんの敬意と恐れを全員が持ってくる」と警戒。「我々は日本に対して弱者である」と“弱者の精神”を説いている。

「ハリル・ファディガがライオンズに一層の謙虚さを請う」と特集したのは、セネガルメディア「Sene News」だった。

記事では初出場だった02年日韓大会で10番を背負い、8強進出の立役者となった元セネガル代表MFハリル・ファディガ氏が母国の後輩たちにメッセージを送っている。

初戦は格上とみられていたポーランドに2-1で勝利。欧州の強豪を破る番狂わせを演じたが、ファディガ氏は相手に隙があったとみている。「ポーランドはとてもお粗末だった。試合の前ですら彼らは我々を倒せると思っていたからだ」と指摘。試合直前まで“奢り”を感じたという。

今回、反対の立場にあるのがセネガル自身だ。FIFAランクで日本を上回り、セネガル優位と見られている。ただ、同氏はポーランドと比較した上で、こう指摘する。

ポーランドと比較して見える日本「たくさんの敬意と恐れを全員が持ってくる」
「日本にはそのようなメンタリティが全くない。彼らはとても謙虚に、たくさんの敬意とたくさんの恐れを全員が持ってくるのだ」

日本にはポーランドのような“奢り”がなく、相手に精神的な隙を見せずに戦ってくると警戒している。その上で「引き続きもう一度言う。我々は日本に対して弱者であり、3戦目に心の平穏を持つために勝ち点3を奪いに行くのだと」とアドバイス。自分たちこそが謙虚さを持って戦うべきと“弱者の精神”を説いた。

主将も経験し、セネガルサッカー界のスターとしてリスペクトを集めているファディガ氏。そんな男が送っている言葉は当然、後輩たちも重みを持って受け止めるだろう。日本にとってはメンタル面に粗さが目立ち、弱点になりがちなアフリカ勢に慢心なく立ちはだかれたら、苦しい試合展開になることも考えられる。

勝てば連勝で自動的に1次リーグ突破が決まる一戦。第3戦は強敵が控えるだけに、互いになんとしても勝ち点を上積みしたいところ。H組の伏兵とみられていた両国の運命の行方は――。キックオフはもうすぐだ。(THE ANSWER編集部)

2018年6月23日 10時11分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14907763/

2018/06/23(土) 12:56:19.65
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1529726179/