エジプト代表のGKモハメド・エル・シェナウィは、ロシアワールドカップ初戦でマンオブザマッチに選出されながらも、賞を受け取ることを拒否した。17日付英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

 エジプト代表は現地時間15日に行われたグループリーグA組第1節の試合でウルグアイ代表と対戦。終盤に決勝点を奪われて0-1で敗れる結果に終わったが、好守を披露したエル・シェナウィはマンオブザマッチに選出された。

 しかし29歳のGKは、試合後にスタッフがトロフィーを手渡そうとするとこれを拒否したとのことだ。その理由は、マンオブザマッチ賞のスポンサー企業にあった。

 マンオブザマッチ賞をスポンサードしているのは、今大会のメインスポンサーのひとつであるビール会社のバドワイザー。だがイスラムの教義では飲酒が禁じられている。イスラム教国であるエジプトの守護神はビール会社の主催する賞を受け取ることを望まなかったようだ。

フットボールチャンネル編集部
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