ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、オークランド・アスレチックス戦で本拠地初登板し、
7回1安打無失点12奪三振で今季2勝目を挙げた。7回途中まで打者をパーフェクトに抑えた快投に米国メディアは衝撃を受けるとともに、
惜しみない賞賛を送っている。

 大谷はこの日の初回に三者連続三振仕留め、最高の立ち上がりを見せた。2回以降もテンポよく凡退の山を築いた。7回1死まで
1人の走者も許さず、マウンドを支配。7回1死にマーカス・セミエン内野手に左前安打を許したが、ここまでの快投にスタンドからは
大きな拍手が送られた。

 投手として、鮮烈な本拠地デビューを果たした大谷。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「大谷の本拠地初登板はパーフェクト目前だった」と題し、「(本拠地での)
大谷の初打席初本塁打、初登板でのパーフェクトゲームほどドラマチックなものはあるだろか」と興奮気味に報じた。
「大谷はそれに近いことをやり遂げた」とし、観客から賞賛を受けるには十分な投球だったと評価した。さらに同紙によると
この日のチケットは完売で、過去20年のレギュラーシーズンの試合で最多の4万4742枚を販売。投手・大谷への注目の高さをうかがわせた。

 また、米サイト「デッドスピン」のクリス・トンプソン記者は「大谷は明らかにこの星の生まれではない」と評し、
大谷の今季これまでの成績は「まさしく異次元」と驚嘆ぶりをあらわにした。

 投打で目覚ましい活躍を見せる大谷。まさしく「二刀流」を体現する背番号17から目が離せない。

ベースボールチャンネル編集部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180409-00010005-baseballc-base