ドーピング違反
フェンシング女子の木村結を処分
毎日新聞2018年3月27日 21時55分(最終更新 3月27日 23時06分)
https://mainichi.jp/articles/20180328/k00/00m/050/159000c
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000127-mai-spo

JADAが1年3カ月の資格停止

日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は27日、フェンシング女子の木村結(早大)を、ドーピング違反により1年3カ月の資格停止処分にしたと発表した。

発表によると、当時19歳の木村は昨年12月、全日本選手権団体戦の女子サーブルに早大の一員として出場し優勝。大会時のドーピング検査で筋肉増強効果のある禁止薬物のプレドニゾロンなどが検出された。病気の治療のため服用していた薬が原因だった。早大の優勝は取り消される。

木村は以前、事前申請制度のTUE(治療目的の特例措置)により薬の使用許可を得ていたが、2016年6月に失効。同年9月の再申請が書類の不備で認められず、そのままになっていた。本人は「国際大会のみ必要と誤解していた」と話しているという。

禁止薬物を故意に摂取した場合は2年または4年の資格停止処分が科されるが「未成年で、成年と同じレベルでアンチドーピングの規律に精通することを求めることは酷」などの理由で軽減された。