アルゼンチンのレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏が、規定が現在のものに変更されていたらクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシよりも、自身のほうが多くバロンドールを獲得できたはずだと語っている。

1986年にワールドカップを制したマラドーナ氏だが、バロンドールは1995年まで欧州出身選手のみを対象としており、アルゼンチン代表のスター選手は一度も受賞できないまま現役を退いた。2017年のバロンドールに輝いたレアル・マドリーのC・ロナウドは、バルセロナのメッシに次いで史上2人目となる通算5度目のバロンドール受賞を果たしたが、マラドーナ氏は両選手よりもさらに多く同賞を獲得できたと考えているようだ。

バロンドールについて問われたマラドーナ氏は「バロンドール? C・ロナウドとメッシばかりが獲得しているから飽き飽きしている」と過去10年間2選手が独占していることに“退屈なトロフィー”と表現。

さらに、誰が受賞に値するかと問われ「たぶん(エディンソン)カバーニ、(キリアン)ムバッペ、(ズラタン)イブラヒモビッチだと思うが、私には分からない。まだまだ有力候補はたくさんいると思う」と語った。

続けて、以前のレギュレーションによりバロンドールを獲得できなかったマラドーナ氏は「規則が早く変更していれば、C・ロナウドやメッシよりも私のほうがさらに多く獲得できただろう」と自身の現役時代が両選手よりも優れていたと強調。

さらに、受賞後にC・ロナウドが発言した「僕が史上最高の選手だ」という発言にも元アルゼンチン代表FWは噛みつき「C・ロナウドが自分のことを“最高の選手”だと言っていたが、とてもナンセンスな話だね。私にとって最高の選手とは、アルフレッド・ディ・ステファノ、(ヨハン)クライフ、メッシだ。だが、C・ロナウドにもその域に達するチャンスはあるかもね」と話している。

12/16(土) 8:26配信
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