日本音楽著作権協会(JASRAC)が外国映画の劇中音楽の使用料を現行の一律18万円から興行収入に連動させる形に変更する方針を示したことについて、

音楽家の坂本龍一さん(65)が読売新聞のメールでの取材に応じ、「JASRACは方針を一方的に押しつけるのではなく、丁寧な議論と説明をし、著作権について広く人々の理解を得るよう尽力してほしい」と答えた。

数々の外国映画の音楽を手がける坂本さんは、8日のJASRACの記者会見では「正当な対価が支払われることが重要」とのコメントを出していた。

しかし、坂本さんは今回、興行収入に応じた使用料は「間違った考えではない」としつつも、小規模の劇場や配給会社に配慮し「どのような徴収方法が公平か議論すべきだ」とした。

2017年11月25日 7時20分 読売新聞
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