石川遼「いっぱいいっぱい」も国内復帰後初の60台
2017年11月20日0時15分 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201711200000004.html

3番、ティーショット後打球の行方を座って見る石川遼(撮影・奥田泰也
https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/img/201711200000004-w300_0.jpg

10番ティーショットを放つ石川(撮影・奥田泰也)
https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/img/201711200000004-w300_1.jpg

<男子ゴルフ:ダンロップ・フェニックス>◇最終日◇19日◇宮崎・フェニックスCC(7027ヤード、パー71)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

石川遼(26=CASIO)は5バーディー、2ボギーの68で回り、通算3アンダーの281で27位だった。国内復帰から6試合目で初の予選通過、前日は初のアンダーパー、そして最終日は初の60台となった。

「少しドライバーが乱れて、林に何回も入った。ショットの内容はまだまだ」と淡々。序盤は左にいっていたドライバーショットは徐々に右へのミスが出るようになった。「左のミスは初期段階。右のミスっていうのは、悪いのが2つ重なっている。体が開いて、手で当てにいっている」と分析。前日から少し腰に筋肉痛も出ていたという。

少なからず苦手意識のあるコースで最終ラウンドに60台をマークしたのは2位となった08年以来のこと。「久しぶりにアンダーパーでプレーできたけど、内容的にはいっぱいいっぱい。6番のパー3、8番、9番もボギーになってもおかしくなかった。ちょっと危なっかしかった」と冷静に話す。「一番楽しいのは優勝争いをしている時。もっとあのレベルでやれるようにしていきたい」と顔を上げた。